「近江楽座 とよさと快蔵プロジェクト」が電通育英会助成事業に選ばれました(2年連続)

2023年6月9日

とよさと伝達式2のサムネイル画像
(写真左から中嶋地域連携担当理事、とよさと快蔵プロジェクト:築山銀冬さん、尾崎梨帆さん、井手理事長)

近江楽座で活動する「とよさと快蔵プロジェクト」が昨年に引き続き公益財団法人 電通育英会の令和5年度助成事業の助成団体に選ばれ、4月24日に実施された近江楽座活動報告会の場にて、井手理事長より助成決定の伝達が行われました。

「とよさと快蔵プロジェクト」は、豊郷町内に点在する空き家となった民家や蔵を地域資産として捉え、学生なりの視点で活用し、地域を盛り上げる活動を行っています。今年度の活動では、過去に改修した物件を振り返り、補修を行いながら、イベント会場、コミュニティハウスなど、新たな魅力を付与していく予定です。ただ改修するだけでなく、改修物件のその後を考えることで、まちの人との交流、空き家の活用を学ぶ機会を増やしていくことを計画しています。

決定内容

  • 団体名:近江楽座 とよさと快蔵プロジェクト
  • 助成活動名:「とよさとの空き家改修の現場を生かしたまちづくり人材の育成」
  • 助成金額:70万円
  • 助成期間:2023年4月1日~2024年3月31日

電通育英会は、1963年に株式会社 電通により設立された奨学財団です。奨学金の給付・貸与を中心として社会に貢献する次世代の人材育成に取り組んでいます。本助成事業は、2012年度から始まり、NPO法人や大学内組織など非営利団体が行う次世代リーダーを育成する活動に対して、年間10件程度、助成を行っています。

※電通育英会の助成事業と2023年度の助成団体はこちら を参照

井手理事長からは、「本助成事業は非常に大きな額で、しかも学生が応募できるありがたいものです。多くの団体が応募された中で、2年続けて助成決定を受けたということは、皆さんの活動が高く評価されたということで、喜ばしいことだと思います。ただし、それだけ責任が伴います。申請した活動をきちんとやり通すことはもちろん、最後には、自分たちがやった成果をきちんと説明する。お金をどう使ったのか、きちんと説明する。そういう説明責任を充分心得て、一年間がんばってほしいと思います。改めまして、おめでとうございます」と、激励の言葉をいただきました。

決定通知書をいただいた「とよさと快蔵プロジェクト」の尾崎梨帆さん(生活デザイン学科4回生)と築山銀冬さん(環境建築デザイン学科4回生)は、「今後は、増々、地域の方とのよりよい関係を築くために活動をがんばっていきます。この助成金は団体の成長だけでなく学生個人の成長にも大きくつながるものだと考えていますので、有意義に使わせていただきます」と、喜びを表しました。