日本材料学会第21回破壊力学シンポジウムにおいて、本学大学院工学研究科機械システム工学専攻博士前期課程の堀川俊典さんがベストプレゼンテーション賞を受賞しました
2024年3月7日
2023年11月16日~18日に開催された日本材料学会第21回破壊力学シンポジウムにおいて、本学大学院工学研究科機械システム工学専攻博士前期課程の堀川俊典さんがベストプレゼンテーション賞を受賞しました。本賞は30歳未満の講演者による優秀な発表に贈られるもので、今回は7件の該当者の中から1件が選出されました。堀川さんには賞状が贈呈されました。
発表内容について
- 題目:
温度ギャップ法による貫通き裂内部形状の非破壊評価 - 連名者:
堀川俊典、和泉遊以、田邉裕貴 - 概要:
鋼橋などのインフラ鋼構造物を適切に管理するためには、部材中に発生する疲労き裂を早期に検出し、その大きさを把握することが重要となります。既往研究において、き裂の断熱効果により生じる温度差の検知に基づく「温度ギャップ法」が開発され、簡便かつ効率的にき裂を検出する方法として注目されています。今回発表した研究は、同手法を応用してき裂の内部形状を推定する方法について検討したものであり、その有効性を明らかにしました。