大学院工学研究科材料科学専攻の田中萌さんが、第9回材料WEEK材料シンポジウム「若手学生研究発表会」において「優秀発表賞」を受賞しました
2024年1月30日
大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程2回生の田中萌さん(指導教員:秋山毅准教授)が、2023年10月10日~11日に開催された日本材料学会主催の第9回材料WEEK材料シンポジウム「若手学生研究発表会」にて、「優秀発表賞」を受賞しました。
この賞は、上記シンポジウムでの83件の若手学生研究発表の中から選出された8件の発表に贈られるもので、受賞者の田中さんには表彰状が贈られました。
発表内容について
題目
水溶性フラーレン重合体の作製および有機薄膜太陽電池への応用
発表者
田中萌、秋山毅、奥健夫
概要
フラーレンC60とエチレンジアミンからなる付加体は、n型半導体として機能し、有機薄膜太陽電池の部材として適用可能です。今回発表した研究では、フラーレンC60と環状オリゴ糖であるγ-シクロデキストリンからなる水溶性錯体に、エチレンジアミンを添加するとn型半導体として機能する水溶性付加体が得られることを示しました。あわせて、この付加体の生成機構や構造について系統的に検討し、論じました。
受賞の詳細は、こちらをご参照ください。