基礎看護技術Ⅳ「医療事故再現劇~医療事故を考える~」を開催しました!

講義・演習 2017.12.11

 今年も、基礎看護技術Ⅳ(2回生)の授業の中で、「医療事故再現劇~医療事故を考える~」という体験演習を開催しました。

 医療安全教育の一環として、本学部では3年前よりプロのスタントマンに模擬患者役を演じていただき、医療事故が起こりやすい状況下での看護場面を再現し、学生に医療事故の危険性について体験を通して学習する演習を行っています。

 演習では、スタントマンとして活躍されている方が模擬患者を演じてくださり、4回生が看護学生役となり、臨地実習を想定した看護ケア場面で頻繁に起こりやすい医療事故現場を再現しました。ベッドから移動する際に生じた転倒シーンは非常にリアルでした!!医療事故再現劇では、医療事故の現場を実際の目で見て、体験することにより、何が問題であったか?どうすれば医療事故を未然に防ぐことができるのか?についてディスカッションすることで学びを深めることができました。

 このような体験や学びによって、これから臨地実習で実際に患者さんを援助する学生たちが、医療事故の危険性を常に考えながら、より安全な看護を実践していくことを期待しています。

 倉田プロモーションのスタッフならびにスタントマン方々には、毎年、演習にご協力いただき、感謝申しあげます。

 

 なお、本演習については、昨年新聞にも掲載されました。

 *ニュースサイト「毎日新聞」からのリンク

毎日新聞 2016年10月5日(水)夕刊掲載「患者役はスタントマン」