「おいしく」「楽しく」食べること―伊丹スープで食事の援助を学ぶ―

講義・演習 2018.01.10

 食事の援助技術を学ぶ演習に、今年も「伊丹スープ」が登場しました。このスープは、伊丹教授の「一人暮らしの学生さんに温かく、栄養がある、おいしい食事をとってほしい」という思いから始まり、毎年この時期の演習で提供されています。

 食べることは、人がその人らしく活き活きと生活していくうえで欠かせません。1回生ではこの演習を通して、看護における食事の援助が人間のQOLを高めることに繋がっていることを学びます。

 また、今回スープに使用したワカメは、今秋に本校の未来看護塾の学生が田の浦(宮城県南三陸町歌津:東北地震被災地)へボランティア活動に伺った折に、現地の方々から頂いた特産品のワカメです。

 この伊丹スープがこれからも人と人をつなぐきっかけとしてあり続けると良いなと思います。