研究コース

基盤看護学部門

変化する地域社会を見据え、専門性の高い看護実践活動を支える全人的なヘルスケアシステムを構築し、さまざまな実践場面におけるケア技術を追求する、包括的・理論的・実践的な教育研究を行います。そのため、看護学を体系的に捉え、学問として発展させていくことができる人材の育成をめざします。学生は、看護に関する現象を理論的にアセスメントしたうえで、研究課題として抽出し、それらの課題を看護学上の知見に基づいて探求するための看護学の基盤的研究方法を修得します。また社会における看護の役割・機能に基づいて、個人・家族・集団に提供する看護技術の確立・評価から全人的ヘルスケアシステムの構築にいたる包括的な対応能力を開発するための方策を学びます。

生涯健康看護学部門

生涯にわたって途切れることなく、その人の個性や持てる力に働きかけて、豊かで健康に生きることを継続的に支援する高度な看護実践を創造・開発するための教育研究を行います。そのため、すべてのライフステージにある個人とその家族の健康課題に対して、問題解決と健康の維持向上に貢献できる人材の育成をめざします。学生は関連する理論や諸概念、そしてより専門的な知識を学びます。さらに発達段階の特徴と健康状態を踏まえて、個人とその家族の健康増進や継続的な療養を支援する実証的研究や創造的な看護支援の開発に関する研究を行います。
令和2年4月から、すでに養護教諭1種免許を取得している研究コース受講者は、必要な単位を修得すれば修了時に養護教諭専修免許の取得が可能となります。