生活デザイン学科セミナー「近江の近世麻布-高宮布を現代の産業に活かす-」を開催します(10/23)
2018/10/04
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科セミナーを下記のとおり開催します。
是非お越しください。
記
●演題:
「近江の近世麻布-高宮布を現代の産業に活かす-」
講師:吉田真一郎 氏(近世麻布研究所 所長)
●日時 :
平成30年10月23日(火) 13:10~14:40
●場所 :
滋賀県立大学 A2-202 講義室
●対象 :
学生・教職員および一般(予約不要・参加無料)
●講演内容 :
アート素材として古い布の収集を始めたのがきっかけとなり、江戸時代の麻布研究を始め、麻の素材の詳細について自ら顕微鏡を使った独自の繊維検査などで麻布の〝謎解き〟に取り組み、幻と呼ばれた近江の近世麻布「高宮布」についても、その存在を明らかにしてきた。今回は江戸時代の「高宮布」の実物を持参し、参加者にも風合いを体感してもらい、高宮布が持つ可能性を現代へとつなげる機会としたい。
●講師プロフィール :
日本における麻布研究の第一人者として、30年以上古布の研究をつづけ、現在は近世麻布研究所所長として日本の自然布、主に江戸時代の大麻布、苧麻布の繊維と糸の研究を行っている。麻布の産地である新潟県、奈良県、滋賀県などで展示会や講演会を開催している。柔らかき近世高宮布の生産にも取り組み、滋賀県愛荘町で開発を進めている大麻布「aishoasamalu(アイショウアサマル)」に助言を行っている。
●問い合わせ先:
〒522-8533 彦根市八坂町2500番地
滋賀県立大学 人間文化学部生活デザイン学科 森下
TEL 0749-28-8425 FAX 0749-28-8549
主催 滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科
共催 滋賀県麻織物工業協同組合