人間文化セミナー「工芸品をめぐる価値とジェンダーの問題ー言説としての「女職人」ー」を開催します(1月23日)
2020年1月16日
滋賀県立大学人間文化セミナーを下記のとおり開催します。
是非お越しください。
記
●演題:
「工芸品をめぐる価値とジェンダーの問題ー言説としての「女職人」ー」
講師:奈良女子大学 准教授 山崎 明子 先生
●日時 :
2020年1月23日(木曜日)14時50分から16時20分まで
●場所 :
滋賀県立大学 A4棟205講義室
●対象 :
学生・教職員および一般(予約不要・参加無料)
●講演内容 :
山崎先生は、近代の日本で女性に奨励された「手芸」の歴史的・社会的な意味や、絵画やポスターなどに表される女性像の造形の特徴を、ジェンダーの視点から考えて来られました。今回は、今話題にもなっている女性職人の語られ方について論じられます。
各地の伝統的手工芸は、近代以降存続の危機に瀕しています。その最大の問題は産業化と考えられています。こうした手仕事の生き残りをかけた議論の一つが「女職人論」で、手仕事や伝統工芸の危機的な状況の打開策になっています。「女職人」はどのように語られ、現代の手仕事はどのように位置づけられているのでしょうか?
女職人論の現在を考えます。
●問い合わせ先:
〒522-8533 彦根市八坂町2500番地
滋賀県立大学 人間文化学部
TEL 0749-28-8401 FAX 0749-28-8479
主催 滋賀県立大学人間文化学部