「リチャード・ノル氏講演会」を開催します(6/15)
2018/05/31
アメリカの著名な心理学者・科学史家・文化人類学者のリチャード・ノル氏を招へいし、下記のとおり講演会を開催します。
是非お越しください。
記
●テーマ:
「不可視の現実をつくるということ」
―シャーマンやその他の呪術宗教的実践者たちは、いかにして精霊や神、悪魔や先祖霊、
そしてイエス・キリストさえをも見たり、聞いたり感じたりする技能を開発してきたのか
講師:リチャード・ノル氏(ド・サール大学准教授)
※英語通訳付き
●日時 :
平成30年6月15日(金) 16:30~18:00
●場所 :
滋賀県立大学 交流センター ホール
●対象 :
学生・教職員および一般(予約不要・参加費無料)
●講演内容 :
本講演では、過去35年に及ぶ宗教の認知科学の調査によって、「想像力の開発(ノル)」や「内的感覚の開発(ラーマン)」として知られてきた通文化的実践を、不可視の存在や世界といった「超現実(Hyperreality)」を強化するような文化に由来する「再帰的信仰(reflective beliefs)」を維持する技術として捉えていきたい。事例として挙げるのは、シャーマニズム、チベット仏教、西洋の儀礼的呪術、ユングの分析心理学、アメリカにおける刷新主義的なプロテスタント・クリスチャン(アメリカの総人口の23%を構成する)などである。さらにアメリカ政府が近年、情報開示した極秘の「遠隔視(remote viewing)計画(1970年代~1990年代)」及び中国における似たような極秘の計画にも言及する。
●問い合わせ先:
〒522-8533 彦根市八坂町2500番地
滋賀県立大学 人間文化学部 島村研究室
TEL 0749-28-8405 MAIL fukumici@gmail.com