工学部電子システム工学科 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)
電子システム工学科は、電気・電子・情報工学分野で基礎から応用まで幅広い知識と高度な技術をもつとともに、豊かな人間性とコミュニケーション力および問題解決力を身につけた、地域はもとより世界に通用する創造力豊かで自律した技術者の育成を目指しています。この教育目標を達成するために、次のような学生を求めます。
1.求める学生像
- 国語、地理歴史・公民、数学、理科(物理と化学)、英語・情報の科目に関して、電気・電子・情報工学分野の技術者に要求される専門知識・能力および教養を身につけるために必要となる、高等学校理系卒業レベルの基礎学力を有する人(知識・理解)
- 電気・電子・情報工学分野の課題を設定・遂行・解決する能力を身につけるために必要となる、高等学校理系科目(数学と物理)の思考力を有する人(思考力・判断力)
- 自律した技術者に求められる情報伝達・発信力と協働力を身につけるために必要となる、基礎的なコミュニケーション力・態度を有する人(協働性・主体性)
- 電気・電子・情報工学分野に夢や魅力を感じ、基礎から応用まで幅広い素養を身につけて積極的に活躍していきたい人、知的好奇心をもって常に新しいことに挑戦し、専門分野を通して積極的に社会に貢献していきたい人(関心・意欲)
2.入学者選抜の基本方針
電子システム工学科の入学試験では、高等学校までの教育課程を尊重し、基礎学力(知識・理解)を重視します。さらに、高等学校教育や日常生活で培われた「思考力・判断力」と「協働性・主体性、関心・意欲」のどちらかについても評価します。このため、一般選抜(前期日程、後期日程)と特別選抜(学校推薦型選抜A、B、C)を実施し、大学入学共通テストおよび個別学力試験と個別面接(口頭試問を含む)のどちらかを組み合わせた試験を課します。
3.選抜方法
一般選抜(前期日程・後期日程)
一般選抜では、高等学校理系卒業レベルの確かな基礎学力(知識・理解)と数学および物理の深い思考力・判断力、および協働性・主体性を評価します。このため、大学入学共通テスト(国語・数学・英語・理科(物理、化学)・地歴公民・情報)と個別学力試験(数学・理科(物理)(前期日程のみ))を課します。また、主体性等を評価するために志望理由書等を参考資料とします。
特別選抜(学校推薦型選抜)
特別選抜(学校推薦型選抜A、B、C)では、高等学校理系卒業レベルの確かな基礎学力(知識・理解)と協働性・主体性、関心・意欲を評価します。このため、高等学校等での学習内容にも考慮しながら、大学入学共通テスト(国語・数学・英語・理科(物理、化学)・地歴公民・情報)と個別面接(口頭試問を含む)を課します。