大学院工学研究科電子システム工学専攻博士前期課程1回生の野間翔太さんが(社)日本非破壊検査協会 第18回表面探傷シンポジウムにおいて新進賞を受賞しました

2015/03/20

 

 このたび、大学院工学研究科電子システム工学専攻博士前期課程1回生の野間翔太さん(センシング工学分野)が、「(社)日本非破壊検査協会 第18回表面探傷シンポジウム(2015年3月9~10日京都にて開催)」において新進賞を受賞しました。

 本新進賞は、優秀な講演を自ら行った研究者を表彰し、非破壊検査に関する研究を奨励することを目的としたものです。学術講演会、シンポジウム、国際会議での講演に対して、新進賞授与委員会により審査が行われ、発表時30歳以下の正会員または学生会員を対象として贈られるものです。

受賞の概要

受賞者:大学院工学研究科電子システム工学専攻 博士前期課程1回生 野間翔太

講演テーマ:

  「立体形状試験体の全面および全方向磁化の検討」

 野間翔太、福岡克弘、 作田健、小林正樹、尾崎 智裕、及川芳朗

講演内容:

  本研究は、非破壊検査の一手法である磁粉探傷試験に関する研究であり、立体形状をした試験体の全面に対して、 全方向に磁化する磁化システムおよび手法の開発を目的として、民間企業と共同で研究を実施したものである。2台の磁化器を対向させて配置し、励磁電流の位相を調整することで、立体形状試験体の全面且つ全方向の磁化が可能であることを、電磁界解析により明らかにしたものである。

受賞