本学学生が、第56回NDKファッションフェスティバル“音” KYOTOフェスティバル 新人デザインコンテストにおいて、京都新聞社賞、KBS京都賞、佳作賞を受賞しました。

2014/11/17

 

 第56回NDK新人デザインコンテストが公募され、まず7月24日に、総数200点のデザイン画による第1次審査が行われました。“音”をテーマとしコスチュームデザインについて、27作品が第2次実物審査へと進み、11月11日に公開審査が行われました。コンテストでは、素材や形態におけるファッションならではの新しいイメージを、オリジナリティ豊かにデザインすることがねらいとされています。
 今回、本学人間文化学部生活デザイン学科3回生の丸山友希さんが京都新聞社賞、黒瀬奈美さんがKBS京都賞、松下萌具さん、左高歩さんが各々佳作賞を受賞しました。

日時:2014年11月11日〈火〉
場所:京都府民ホールアルティ
主催:一般社団法人日本デザイン文化協会京都
共催:京都府・京都市

■作品コンセプト

丸山友希(京都新聞社賞)

明るく華やかなパレードのように弾ける音を、ピンク、黄色、水色の色彩によるニットで表現し、透明感あるオーガンジーで柔らかい装飾を施しました。大小の球体はすべて手編みによるものです。
(素材:ニット オーガンジーリボン、綿)

黒瀬奈美 (KBS京都賞)

トランペットの明るい華やかな音をイメージし、素材と形にこだわって多数の接ぎ合せを構造線として立体化し音の広がりを表現しました。裏面に平面的は花の造形でテクスチュアを作成しています。
(素材:ビニール・オーガンジー)

松下萌具(佳作賞)

 森の朝の音を表現しています。グリーンと薄い紫の色彩によるオーガンジーによって、優しく揺れる表情を出し、風を纏うような感覚をデザインしました。
(素材:オーガンジー・ポリエステル)

左高 歩(佳作賞)

「流れる音」をテーマとしました。日常的には使わない和紙を使い、鋭角的な折りたたみの立体化と染色による青のグラデーションによって、川の清らかな水が流れる音を表現しました。
(素材:和紙)

丸山友希(京都新聞社賞)
丸山友希(京都新聞社賞)
黒瀬奈美(KBS京都賞)
黒瀬奈美(KBS京都賞)
 
松下萌具(佳作賞)
松下萌具(佳作賞)
左高 歩(佳作賞)
左高 歩(佳作賞)