様々な地域教育プログラムを実施しています
本学では、「地域との関わり」を大切にした教育活動を行っており、地域共生センターでは、様々なメニューによる地域教育プログラムを展開しています。
例えば、学生の自発的な地域貢献活動である「近江楽座」への支援や地域貢献に資する人材育成のための「近江環人地域再生学座」などは、本学ならではの特徴的な取組です。また、平成25年度から5年間、地域コミュニティの中核として大学の機能を強化することを目的とした「地(知)の拠点整備事業(COC事業)」を実施するとともに、平成27年度以降は、地元志向の教育プログラム改革や若者の地元定着を図ることを目的とする文部科学省の補助事業「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」を実施しています。
平成29年度の本学の在校生に対し、地域教育プログラムの効果に係るアンケート調査を行ったところ、「地域教育プログラムの受講を通じて、課題を含めた地域の現状を把握するとともに、地域の課題解決に役立つ知識・理解・能力が深まった」と回答した学生は、全体の61.1%を占め、変化する時代に対応し、持続可能な社会の創造を担う能力と資質の養成に寄与していることが明らかになっています。
COC+事業では、近江楽士(地域学)副専攻カリキュラムに「ソーシャル・アントレプレナーコース」を新たに設置しています。これは、各学科の主専攻に所属しながら履修することができる全学共通の副課程であり、学生は、地域基礎科目を通して培った基礎的な知識・能力をさらに向上させて、「コミュニケーション力」「構想力」「実践力」からなる「変革力」を身につけることができます。学生の皆さんは、是非、今後の履修をご検討ください。
詳しくはCOC+ホームページをご参照ください。http://cocplus-biwako.net/
〇取組の具体例(「地域中小企業講座」(平成30年度前期実施))
「地域中小企業講座」は、地域に根ざした事業・経営を行う中小企業を題材とした企業研究講座です。講座では企業の経営者の方々をお招きしグループディスカッションを中心とした講義を通じて、地域企業を取り巻く環境を理解するとともに、地域の中小企業の魅力に迫ります。