「近江楽座」"地域博物館プロジェクト"が『高島に残る暮らしの記憶』と題して企画展示を行います

2024年8月30日

「地域貢献」をテーマに、学生主体の地域活動を行う滋賀県立大学「近江楽座」の"地域博物館プロジェクト"が、白谷荘歴史民俗博物館(高島市マキノ町)と共同で企画展示を行います。今回のテーマは『高島に残る暮らしの記憶』です。白谷荘歴史民俗博物館が所蔵する資料を、学生が中心となって整理を行い、展示の企画立案から会場準備・設営等を行いました。

展示品である暮らしの道具には、その当時の社会や生活の様子が反映されています。道具から読み取れる昔の暮らしを「人々が生きていた」実感として感じてもらい、現代に生きる私たちにも共通の記憶としていただけたらとの願いを込めた企画展示です。ご来場をお待ちしております。

  1. イベント名称
    『高島に残る暮らしの記憶』
  2. 開催期間
    令和6年9月4日(水曜日)〜9月18日(水曜日)

    休館日:月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館。開館時間は午前9時から午後5時まで。)

  3. 場所
    藤樹の里文化芸術会館 1階 展示室1
    滋賀県高島市安曇川町上小川106(電話 0740-32-2461)

高島展示チラシ(地域博物館プロジェクト).jpg

"地域博物館プロジェクト"について 

"地域博物館プロジェクト"は、地域に残る未調査の古文書・民具をはじめとする文化財を調査し、その成果を企画展示する等、学生が学芸員と同じ活動をしながら、地域のみなさんと一緒に地域文化財を活かす「地域博物館」をつくることを目指しています。今回、特別展示を行う白谷荘歴史民俗博物館の他、県内各地の博物館等の収蔵品の調査・整理と展示作業にも取り組んでいます。

白谷荘歴史民俗博物館について

今回の展示物を所蔵する白谷荘歴史民俗博物館は高島市マキノ町白谷の庄屋である大村家住宅(国登録有形文化財)を活用し、当家に残る古文書や民具などの文化財を展示している博物館です。250年ほど前に建てられた茅葺合掌造り3階建ての建物は、江戸時代には庄屋、明治以降は戸長役場(今の町村役所)として地域行政の中心的役割を務めるとともに、寺子屋として村のこどもたちの教育施設にも利用されていました。

白谷荘歴史民俗博物館公式HP

「近江楽座(おうみらくざ)」とは

「近江楽座」は地域貢献を目的とする学生主体のプロジェクトを募集、選定して、全学的に支援する滋賀県立大学独自の学生教育プログラムです。学生たちは地域の方々と一緒に活動することで、学内では学べないことを体験します。学生らしさを活かして、地域に根ざし、地域に学び、地域に貢献する。そんな学びの場を目指しています。発足して20年、今年度は21のプロジェクトが活動中です。

お問い合わせ先

公立大学法人滋賀県立大学
所属名:地域連携・研究支援課内 近江楽座事務局
担当者名:杉田弘一、秦憲志
TEL:0749-28-8616
FAX:0749-28-8473
E-mail:info@ohmirakuza.net
web:https://ohmirakuza.net/