本学の学生が県との共同研究で 「はじめての魚の居場所づくり」を制作しました

2024年5月29日

滋賀県流域政策局と本学大学院 環境科学研究科 流域政策・計画学研究室(瀧 研究室)との共同研究により「多自然川づくり」に関する入門書として、ブックレット「はじめての魚の居場所づくり」を制作いたしました。
「多自然川づくり」とは、河川が本来有している生物の生息環境や多様な景観を保全・創出し、治水・利水 機能と環境機能を両立させた河川管理として、滋賀県が取り組んでいるものです。
このブックレットでは、基本的なことを知ってもらい、誰でも取り組めるよう、図解を多く取りいれており、文章やデザイン、編集など学生主体で作成されました。
中小河川の川づくりやふだんの維持管理を進めながら、魚の居場所を増やすための初心者向けの冊子となっております。
「水辺の小さな自然再生」の技もいろいろ使っています。
このブックレットを持って川に行くと、きっと楽しくなるはずです。

滋賀県が実施する河川整備・維持管理の際の参考図書として活用される予定のほか、本学環境科学部1回生向けの環境フィールドワークI(Dグループ「水辺の小さな自然再生」)の教材としても活用します。
広く一般のみなさまにもご活用いただけるよう、滋賀県のホームページからダウンロードできるようになっておりますので、ぜひご覧いただき(安全に注意しながら)身近な川に足を運んでください。

内容はじめての魚の居場所づくりブックレット表紙

0.はじめに―魚の居場所づくりをするにあたって

1.大切な場所

2.魚の居場所づくり

3.はじめての魚

※データ配信のみの提供となります