「近江楽座三津屋町地域活性化プロジェクト」が令和6年度の電通育英会助成事業に選ばれました

2024年5月30日

24電通育英会_助成決定.jpg(写真左から中嶋毅地域連携担当理事、三津屋町地域活性化プロジェクト:妹尾隆誠さん、假屋心太さん、井手慎司理事長)

近江楽座で活動する「三津屋町地域活性化プロジェクト」が、公益財団法人 電通育英会の令和6年度助成事業の助成団体に選ばれ、4月20日に実施された近江楽座活動報告会の場にて、井手理事長より助成決定の伝達が行われました。昨年、一昨年の「とよさと快蔵プロジェクト」に続く3年連続での助成決定となります。

理事長からは「今回の助成金は、学生の活動に対するものとしては非常に高額なものです。これはみなさんの活動の可能性に対する評価が高かったということで喜ばしいものでありますが、この後、社会全体に対しきちんと活動成果等を説明する重い責任もあるということを忘れずに頑張っていただきたい。改めましておめでとう。」との激励の言葉がありました。

決定通知書を受理した、「三津屋町地域活性化プロジェクト」代表の假屋心太さん(環境科学研究科環境計画学専攻博士前期課程2回生)と妹尾隆誠さん(同研究科同専攻博士前期課程2回生)は、「今回、助成を受けるにあたり理事長がおっしゃられた責任が生じるので、学生だからという甘えの無いよう頑張っていきたいと思います。」と、今後の抱負を述べました。

決定内容

  • 団体名:「三津屋町地域活性化プロジェクト」
  • 助成活動名:「三津屋集落の歴史・文化・人材を継承する場づくりの活動」
  • 助成金額:100万円
  • 助成期間:2024年4月1日~2025年3月31日
  • 活動内容:本プロジェクトでは、日常から深く地域に入り込みながら、古民家、土蔵を改修することで全国的に問題となっている空き家増加問題やそれに伴うさまざまな社会的課題を解決する1つのモデルケースとなることを目指す。また、学生と地域の方々が積極的にプロジェクトに関わることで、技術の継承や、地域づくりの人材の育成を目標とします。

※電通育英会の助成事業と2024年度の助成団体はこちら を参照

電通育英会は、1963年に株式会社 電通により設立された奨学財団です。奨学金の給付・貸与を中心として社会に貢献する次世代の人材育成に取り組んでいます。本助成事業は、2012年度から始まり、NPO法人や大学内組織など非営利団体が行う次世代リーダーを育成する活動に対して、年間15件程度、助成を行っています。