滋賀県立大学SDGs week2022を開催しました

2022年12月05日

滋賀県立大学SDGs week(2022年11月5日~11日)

「SDGsは国連が決めた国際的な目標で身近な目標には感じられない。」このような学生の意見から、SDGs学生実行委員が「自分たちでできることは何か?地域でできることは何か?」を考え、自分たちでできることを実行すること(「SDGsの自分ごと化」)を目的に、学生にとって身近に感じられる企画を考え、約1週間にわたり実施しました。

1.基調講演・鼎談

11月5日(土曜日)に千葉エコ・エネルギーシステム(株)の馬上氏を招聘して「大学と地域との連携によるCO2ネットゼロへの取組」をテーマにした基調講演がありました。大学の脱炭素やSDGsへの取組み、大学発ベンチャーへの支援などについて、経験に基づいた具体的な知見の紹介で会場からの多くの質問が出ました。

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その後、馬上氏と本学工学部の秋山准教授と環境科学部の白木講師による意見交換を実施しました。カーボンニュートラル社会の実現に向けて大学が果たす役割について、本学にとって、有意義な意見交換をしていただきました。

【パネル展示】(11月5日、6日) 

SDGsやCO2削減に関連する団体によるパネル展示。滋賀県琵琶湖保全再生課(MLGs)、農村振興課(世界農業遺産)、滋賀県地球温暖化防止活動センター、竹林GAKU、廃棄物バスターズ、虎姫高校、彦根東高校、彦根工業高校、NPO法人環人ネット、聖泉大学2団体、滋賀文教短期大学が出展、出展者による交流会も実施しました。

2.GINZA CHAIRING CAFE(7日)

彦根市の銀座商店街の空きスペースに椅子を置いて座る「チェアリング」を実施しました。普段とは異なる視点でまちを見ながら、商店街の方や地域の人とまちの将来や可能性を話し合いました。

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3.SDGs茶論(11月8日から11日)

日替わりでSDGsのテーマに沿ったゲストを迎え、学生との対話を通じて、地域や社会の課題解決への道筋を考えました。学生からは「講義では得られない、現場の声が参考になった。」「新たな地域とのつながりができた。」との感想が寄せられました。

【質の高い教育】(8日)

長浜バイオ大学の学生と県大生が、コロナ禍での学生のつながりや学びのあり方について意見交換しました。大学による履修システム違い、長浜バイオ大学のチューター制度など、学生が主体的によりよい学びを得るためにかかわる活動について議論、学生同士の情報共有の重要性をあらためて認識しました。

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【多様性・自由・共生】(9日)

イカハッチンプロダクション(長浜市に移住された女性によるグループ)の方と自分たちのスキルを生かしながら「楽しく」仕事をし、地方で「楽しく」生きることについて話をしました。

【働くトーク】(9日)

(株)彦根麦酒、ハコミドリ(アート)、(株)アアルズ(琵琶湖産木材加工業)の方たちと学生が働くことについて意見交換をしました。事業を経営すること、社会課題に対しレスポンスすることなどについて話題提供をしていただきました。

【SDGsシネマ】(10日)

映画「もったいないキッチン」上映会

世界各地で食材の無駄をなくすべく、ユニークでおいしく楽しい取り組みをしている「もったいないキッチン」の取組からフードロス削減について意見交換しました。

【多様性と学び/留学生とのトークセッション】(11日)

留学生と学生が教育における文化的な違いについて、英語を主としたトークセッションを実施しました。コロナ禍での留学生との交流の機会が生まれました。

【HAFU(ハーフ)】(11日)

映画「HAFU」を上映した後、本学人間文化学部の河准教授とゲストが国籍や人種によらない社会の多様性についてトークセッションしました。急激に多様化する日本の現状や地域が抱える課題について活発な議論や交流が行われました。同時に図書館において関連図書のコーナーも設置しました。

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4.リラクゼーションスペース(11月8、10、11日)

SDGs week期間中の昼休みに、やさしさの輪を広げ、すべての人に平和と公正を広げることを目的に、交流センターホールをリラクゼーションスペースとして開放しました。

5.県大THANKsCART

消費期限の近い食品や野菜などを寄付していただき、学生支援に役立てています。「もったいないをありがとうに」を合言葉にフードロス削減に取り組んでいます。地域連携・研究支援課でご寄付を受けつけています。学内外の皆様からのご協力をお願いします。

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