人間看護学部 伊丹 君和 学部長からのメッセージ

2020年04月20日

滋賀県立大学人間看護学部新入生の皆さまへ

新入生の皆さま、滋賀県立大学人間看護学部にご入学おめでとうございます。伊丹看護学部長

世界規模で新型コロナウイルス感染症が猛威を揮う今、医療関係者の方々が必死に実践の場で頑張っておられる姿を目にされていると思います。そのような中、看護を学ぼうと志した皆さまは、自らが選んだ道に間違いはなかったと改めて感じておられるのではないでしょうか。

本学部は、開設して18年目を迎えました。卒業された先輩方は、看護師、専門看護師、保健師、助産師、養護教諭、大学の看護教員など、看護の専門職としてさまざまに活躍されています。また、大学院に進学しさらに学びを深めたり、青年海外協力隊の一員として世界で活躍している先輩方も数多くいます。頑張って学べば、思い描く看護職に必ずなれます!皆さまも、4年後の自分をどうぞ思い描いてみてください。

看護はすべての人を対象にしています。そして、世界中のすべての人々の健康と福祉に寄与できるよう、その人の気持ちに寄り添える感性を磨くとともに、自ら学び、判断し、実践できる力を養っていただきたいと思います。そして、その人らしい生活を支援することが看護にとって重要です。そのために、まず自らの生活力も磨いていただきたいと思っています。

時間のある今を是非有効に使ってくださいね。

最後に、皆さまの学びは無限大です。皆さまが本学部で学び、さまざまな力を身につけることによって社会に貢献することが期待されています。いまだかつてない危機に直面している世界中の人々に看護力を発揮し、人々の健康な生活と福祉に寄与することがきっとできるはずです。皆さまの活躍の場は世界中にあります。新たな自分を見出し、これからの社会を切り拓いていただけると信じています。

皆さまとお会いできる日を心待ちにしています。

それまでは、今、皆さま自身ができることを精一杯やってください。

滋賀県立大学 人間看護学部

学部長 伊丹君和