「大学によるアイデアコンテスト2018」グランプリ(県知事賞)授与式が行われました
2018/11/01
10月26日(金)県公館において、三日月知事、滋賀中央信用金庫沼尾理事長、本学廣川学長の出席の下、「大学によるアイデアコンテスト2018」グランプリ(県知事賞)の授与式が行われました。
本年度は9月7日(金)に開催された本コンテストを経て、県立大学工学研究科「Earth Purifier」(アース ピューリファイアー)の松宮祐介さんのテーマ「新可視光応答光触媒の開発」が受賞しました。
テーマの内容は、従来の紫外線による触媒ではなく、紫外線が通らない室内においても可視光で触媒能に効果を発揮する素材の開発です。
授与式後に行われた松宮さんによるプレゼンテーションは、プランの価値訴求やビジネスモデルについて分かりやすい内容にまとめてあり、最後に、「この可視光応答型触媒で世界中の臭いの問題を必ず解決します!」と力強く締めくくられました。
その他にも「大学によるアイデアコンテスト2018」の各賞受賞者の内、3チームが先日開催された「しがニュービジネスプランコンテスト2018」の予選会を通過し、11月17日(土)にびわ湖大津プリンスホテルで開催される決勝大会に臨みます。
アイデアコンテストは滋賀中央信用金庫主催・COC+(地(知)の拠点大学による地方創生推進事業)参加大学が共催で、2016年度より毎年開催されていますが、学生のアントレプレナーシップを醸成する実践的な学びの場となっています。
参加学生はプランの作成プロセスで様々な学びがあり、プレゼンテーションで大きく成長します。このような活動が先輩から後輩へ連綿と引き継がれることに大きな期待が寄せられます。