生活デザイン学科宮本研究室がJR琵琶湖線各駅のバリアフリー情報冊子を発行しました
2018/05/11
このたび、人間文化学部生活デザイン学科宮本研究室では、JR琵琶湖線各駅(京都駅から長浜駅)のバリアフリー情報(平成30年3月11日現在)を冊子にまとめましたので、ご紹介します。
これまでJR琵琶湖線では、障がい者が駅構内を安全に移動するために必要となる情報がわかりやすく示されていませんでした。都市部の地下鉄のように電車の車両数が同じ路線であれば単純な図で示すことができますが、JR琵琶湖線においては車両数が様々で、駅によって停車位置が異なるため、わかりやすく表現するには十分な検討が必要になります。
そこで、宮本研究室では視覚障がい者の協力のもと、JR琵琶湖線各駅の実態調査を行い、必要となる情報を視覚的にわかりやすくまとめる作業を行いました。今後は、これをもとに音声データを作成する予定です。この冊子を必要とされる方は、ご連絡いただければ郵送します。
【主な調査項目】
●ホーム上にある設備(階段、エレベーター、エスカレーター、待合室、ベンチ等)の位置
●階段と停車した電車との位置関係
●先頭車両の止まる位置
●ホーム上の点字ブロックの内方線
●ホーム階段の誘導鈴
●危険箇所
【問い合わせ先】
人間文化学部生活デザイン学科 宮本研究室
電話:0749-28-8428 FAX:0749-28-8551
E-mail:miyamoto@shc.usp.ac.jp
↓京都駅の例