近江楽座『未来看護塾』が宮城県南三陸町田の浦に行ってきました!
令和元年8月9日~12日にかけて宮城県南三陸町田の浦を訪問してきました。南三陸町田の浦での未来看護塾の活動は東日本大震災の翌年からスタートし、毎年継続して実施させていただいております。東日本大震災の復興支援として始まりましたが、今はそこでできた繋がりを大切に、田の浦の方々との健康交流活動を続けています。
今年度の未来看護塾の活動は、田の浦ファンクラブ主催の『海の運動会』と合同で行いました。『海の運動会』に参加するのは初めての試みでしたが、地元の方々はとても温かく迎えてくださいました。
住民の方々から運動会前日に震災時のお話を伺い、当時の人々の心情や避難生活に思いを馳せました。改めて、不幸にも震災で亡くなられた方々がおられる事を実感し、命の尊さについて考える機会になりました。
未来看護塾の活動内容は、ハンドマッサージや血圧測定、ちびっこ広場、そして地元のワカメを使った通称「伊丹スープ」のブースです。多くの方々が各ブースにお越しくださり、活動を通して楽しく交流することができました。特に好評だったブースはハンドマッサージで、多くの方々が「気持ちいい」と言って喜んで頂けました。また、『海の運動会』では、競技に出場したり、地元の方や東北福祉大学の学生さんたちと一緒に応援したりと、運動会を一丸となって盛り上げることができました。運動会後の交流会では、バーベキューを行いました。地元の海でとれたホタテやホヤをその場で焼いてくださり、新鮮でとてもおいしかったです。地元の方、田の浦ファンクラブ、東北福祉大学との親睦をさらに深めることができました。
今回の活動を通して、様々なことを学ぶことができました。この学びを今後の未来看護塾の活動に活かしていきたいと思います。
『未来看護塾』田ノ浦担当(人間看護学部2年生)