大学院材料科学専攻の林 英輝さんが,第12回有機π電子系シンポジウムでポスター賞を受賞しました。

2018/12/28

 大学院工学研究科材料科学専攻博士前期課程1回生の林 英輝さんが,第12回有機π電子系シンポジウムでポスター賞を受賞しました。本表彰は,上記シンポジウム(2018年11月30日,12月1日 滋賀県高島市)において行った学生のポスター発表の中で,優秀な発表者に対して贈られるものです。

■題目:種々の芳香環が縮環したジシクロペンタ[b,g]ナフタレン誘導体の合成と物性

■発表者:林 英輝,宮内秀徳,中村洋介,北村千寿,加藤真一郎

■概要:基底開殻一重項ジラジカルの電子状態を有する化合物は,その特異な物性により有機エレクトロニクスおよびスピントロニクス材料への展開が期待されています。本研究では,種々の芳香環が縮環したジシクロペンタ[b,g]ナフタレン誘導体を独自の手法により合成して,その構造,電子的性質,および電気化学的性質を明らかにし,機能性材料としての潜在性を見出しました。

林英輝受賞写真