大学院環境動態学専攻の重吉沙衣さんが、平成30年度糸状菌分子生物学コンファレンスにおいて「学生優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

2018/11/30

 2018年11月15日~16日にアオーレ長岡(長岡市)において開催された平成30年度糸状菌分子生物学コンファレンスにおいて、本学大学院環境科学研究科環境動態学専攻博士前期課程2回生の重吉沙衣さん(指導教官 泉津弘佑・助教)が、「学生優秀ポスター発表賞」を受賞しました。

本賞は117件のポスター発表の中から、学生による優秀な発表に贈られました。

<研究発表の概要>

著者:

重吉沙衣,入江俊一,鈴木一実,宮川恒,田中千尋,泉津弘佑

題目:

「全ゲノム比較手法に基づく殺菌剤 Tolnifanide 新規作用点の特定」

発表の内容について:

 これまで作用機構が未解明であった抗真菌性化合物Tolnifanideについて、作用点がゲラニルゲラニルトランスフェラーゼ(GGT1)であることを分子遺伝学的に特定しました。さらにGGT1の下流因子であるRHO型GTPaseの攪乱がTolnifanideの毒性に重要であることを実証しました。

糸状菌分子生物学コンファレンス長岡