「学長とSDGsを語る!」ランチミーティングを開催しました。
2018/06/12
5月24日、これから県大で全学を挙げての取り組みが始まるSDGsについて、廣川学長と11名の学生の皆さんが語り合うランチミーティングが開催されました。今回はその様子をご紹介します。
◇ みんなSDGsのこと知ってる?どんなイメージ?
[学生]
・持続可能な開発のため、国連で採択された目標。
・定められているのは目標だけで、どう取り組むかは各自で決める。その過程から周囲との協働の意識をもたないといけない。
・地球規模の大きな目標設定で自分としては実感がない。
・机の上で考えてるだけでなく、動かないと課題は解決しない。
・例えば、近江楽座の取り組みなんかもSDGsに関係するんじゃないかなぁ。
・一人でも目の前のことに取り組むのが大事。節水しようとか。
・課題は一つひとつ独立したものではない。相互に関連性がある。
・取り組みにも連携や知識やノウハウの共有が重要になってくる。
[学長]
学生の皆さんは良く認識されています。持続可能な開発では経済・環境・社会の3つのキーがあり、それぞれが良くならないといけない。そのためにはひとつの視点から見るのではなく、様々な物事が調和していくように考え、取り組まないといけないですね。
◇ 皆さんの専門性や日々の活動とSDGsの関わりは?
[学生]
・SDGsの17の目標やその下の169のターゲットを見ると、自分の専門分野に当てはまるものもあり、そうでないものもある。
・自分が学んでいる専門分野はどの課題にも反映させにくいかなぁ。
・ひとつの専門分野から良いと思って実行したことが、別の目標に対して悪い影響を与えることがあるかもしれない。
・宣言だけに留まらず、具体的な取り組まないといけない。
[学長]
すべての人が持続可能な社会で幸せになるというのは、人類の共通の思いではないでしょうか?それがSDGsとして国連で採択され、世界中で共有されたというのはとても重要なことです。皆さんも言っていたように、目標を掲げただけでなく、やらないと意味がない。
誰かがやってくれるではなく、世界、国、県、そして自分までの落とし込みが必要なので、そこで、それぞれの専門分野や自分自身との関わりを考えてもらいたいですね。
◇ これからの県大でのSDGsへの取り組みについて
[学生]
・先生に言われたからやるのではなく、自分達が盛り上げていこうという気持ちを持つことが大切。
・もっとお互いの思いや知識・経験を共有するため語り合う場が必要。
・まだまだ話したりない。学生だけでも話したいし、先生方とも。
[学長]
今回は皆さんがSDGsに関わっていくキッカケとして集まってもらいました。
何のために、どのように関わっていくのか、各自が良く考え、納得するためにまだ議論が必要かと思います。また、このような機会をもったり、大学としても皆さんの活動を応援していきたいのでよろしくお願いします。
6月16日(土) 湖風夏祭において廣川学長と学生による滋賀県立大学「SDGs宣言」を行います。
場所は中央広場やぐら上(雨天時は学生ホール)、時間は午後5時20分頃からです。
皆さんぜひお集まりください。