平成30年度 第2回障がい学生支援研修会を開催しました。
平成30年12月26日(水)に障がい学生等の修学を支援するため、教職員を対象とした研修会を実施しました。当日は、81名の教職員が参加しました。
研修会では、「教員の立場から見た合理的配慮」と題して、京都大学 学生総合支援センター 障害学生支援ルーム 高等教育アクセシビリティプラットホーム 船越高樹氏にご講演をいただきました。講演では、他大学での対応例を示しながら、「合理的配慮」について解説いただき、障害学生支援担当者任せにするのではなく、全教職員が障害学生支援や支援技法に関する基本的な技法を知り、対応することが重要と語られました。また、学外機関なども活用し、一人で抱え込まない、一人に押し付けない、支援者も孤立しない仕組みを大学として考えていく必要があると締めくくられました。
ご講演後の質疑応答では、アクティブラーニング形式で、参加者同士が質問内容を話し合う時間を設け、予定時間をオーバーするほど活発な意見交換が行われ、有意義な研修会となりました。
今回学んだことを学生支援に生かすとともに、今後も定期的に研修会を開催し「障がい」に関しての理解を深め、学生たちが学びやすい環境を整備していきます。