工学研究科材料科学専攻の田口雅也さんが、応用物理学会関西支部講演会においてポスター賞優秀賞を受賞しました。

2019/03/04
 

 2019年2月15日に大阪大学中之島センターで開催された、応用物理学会関西支部平成30年度第3回講演会において、博士前期課程1年の田口雅也さんがポスター賞優秀賞を受賞し、トロフィーと賞状が授与されました。

  1. 【研究内容について】

■題目:「高分子層を導入したペロブスカイト系太陽電池の光起電力特性評価」

発表者:田口雅也、鈴木厚志、奥健夫、福西佐季子、南聡史、大北正信

■概要:

ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池は高い変換効率が報告され、世界的に注目されています。

本研究では、ペロブスカイト太陽電池において、高分子層をペロブスカイト層上に製膜し結晶欠陥を抑制し、

界面制御やペロブスカイト結晶成長促進により短絡電流密度を上昇させ、光電変換効率を向上させることに

成功しました。ペロブスカイト太陽電池における光活性層微細構造制御により、発電効率のさらなる向上可能性を示唆するものです。本研究は、大阪ガスケミカル株式会社フロンティアマテリアル研究所との共同研究によるものです。

ポスター賞賞状