令和元年度第1回障がい学生等支援研修会を開催しました
2019/08/22
令和元年8月9日(金)に障がい学生の円滑な修学等を支援するため、教職員を対象として令和元年度第1回障がい学生等支援研修会を実施しました。当日は、54名の教職員が参加しました。
研修会では、「思春期・青年期の精神疾患について」と題して、滋賀県立精神保健福祉センター所長 辻本哲士氏にご講演をいただきました。講演では、冒頭で一般科と精神科の診断の違いをご説明いただき、その後、幻聴の聞こえ方・妄想の見え方や新型うつの症状などについて、具体例を交えてご説明いただきました。そして、診断そのものが有効なのではなく、診断結果を踏まえて周囲の人が適切な支援をすることにより、学生が生活しやすい環境を整えることが重要であると締めくくられました。
今回のご講演は、障がい学生のおかれている環境について体感的に知るとともに、今後の支援の在り方について考える良い機会となりました。今年度も定期的に研修会を実施することで、障がいのある学生への理解を深め、学生にとって実りある大学生活となるよう環境整備に努めて参ります。