公立大学法人滋賀県立大学と日本電気硝子株式会社が産学連携の協⼒推進に関する包括協定の期間延⻑および寄附講座の継続に合意しました
公⽴⼤学法⼈滋賀県⽴⼤学(理事⻑:廣川能嗣)と⽇本電気硝⼦株式会社(社⻑:松本元春)は令和元年7月8日に産学連携の協⼒推進に関する包括協定(以下、協定という)を締結しました。
両者は、平成19年に協定を締結して以来、ガラス⼯学分野において寄附講座の設置や共同研究等の連携事業を継続的に⾏ってまいりましたが、このたび、協定の更なる期間延⻑と寄附講座の継続に合意したものです。
公立大学法人滋賀県⽴⼤学と⽇本電気硝⼦株式会社は、これからもガラス⼯学分野での連携を通して社会の発展に貢献してまいります。
「産学連携の協⼒推進に関する包括協定書」について
①⽬的:
・双⽅が有する⼈的物的資源と知的財産を有効に活⽤し、その成果を社会に還元する
・双⽅が緊密な交流を⾏うことにより地域の産学連携を推進し、もって社会の発展に貢献する
②連携事業:
・ガラス⼯学分野における技術開発、新規技術に関する共同研究や技術交流の実施
・ガラス製造プロセス⼯学に関する寄附講座の設置(※)
・連携事業に基づく成果発表や情報交換等の実施
・次世代を担う学⽣および社員の⼈材育成に関する相互協⼒
③実施期間:
令和4年4⽉1⽇から令和7年3⽉31⽇まで
※寄附講座「ガラス製造プロセス⼯学」の概要
①趣旨:
世界のトップレベルにあるわが国のガラス技術が更に牽引⼒を増すためには、ガラスの特性を最
⼤限に発揮する効率的な製造プロセスを設計し、製造技術として活かしていくことが必要となる。
このため、滋賀県⽴⼤学の持つガラス⼯学研究の実績をもとに、ガラスの溶融から成形・加⼯に
⾄る信頼のおけるデータの測定と測定結果の物理化学的体系化等ガラス製造に関する基盤技術
の総合的な研究を⾏うとともに、ガラス研究者・技術者の⼈材育成に取り組むことを⽬的とする。
②研究テーマ:
ガラス⼯学に関する基盤技術の総合的な研究
③研究体制:
滋賀県⽴⼤学⼯学部に「ガラス⼯学研究センター」を設置し、寄附講座を置くとともに、学内研
究者等の参画を得て共同研究を推進し、ガラス製造技術に関する総合的な研究体制を構築
④寄附⾦:
3年間の設置期間に対し⽇本電気硝⼦株式会社が1億円を寄附(講座の運営経費に充当)
平成19年〜令和7年の寄附総額は6 億円