生活デザイン学科佐々木一泰講師が、第38回ディスプレイ産業賞において奨励賞を受賞しました
2019年11月8日
このたび、生活デザイン学科の佐々木一泰講師がオランダで制作した家具が、JID AWARDに続き、第38回ディスプレイ産業賞において奨励賞を受賞しました。
■作品タイトル:Billytown bookshelf-日本の木がオランダの材料と出会う
■デザイン・制作:滋賀県立大学 佐々木一泰+Billytown Bookshop
受賞作品は日本の木材とオランダの材料を組み合わせた家具であり、佐々木講師が学生と行う地域活動である木匠塾に関係する奈良県川上村産の吉野杉が使用されています。一部継手加工には工学部実習工場の技術が用いられました。日本から受託荷物で持ち込まれた材料は、オランダで現地アーティストと共に組み立てと加工が行われ、現在オランダ・デン・ハーグ市にあるギャラリーBillytownのブックショップで本棚として使用されています。現地の運搬車で運べるサイズにて設計されており、ヨーロッパ各地で使用され発信されることが期待されます。
ディスプレイ産業賞は、ディスプレイ産業振興(博覧会、展示会、博物館、 店舗、催事等の効率と機能を高める企画・設計・演出・展示構成・製作施工監理等の技術力、業務水準の向上)に寄与すると認められる優秀な作品を賞揚し、その成果を公表して、ディスプレイ産業振興と社会認知の向上を目指すものです。
■第38回ディスプレイ産業賞入賞作品一覧
http://display.or.jp/zzdsan/dsan029_sakuhin.pdf
主催:一般社団法人日本ディスプレイ業団体連合会
後援:経済産業省・日本経済新聞社