FD講演会 「楽しい授業の厳しい舞台裏」を開催しました

2014/08/05

 

 2014年7月28日(月)、本学教育実践支援室では、国際教養大学の鈴木典比古学長をお迎えしFD講演会「楽しい授業の厳しい舞台裏」を開催しました。

 国際教養大学は、本学と同じ公立大学でありながら、「国際化」を強く全面に押し出し国内外から注目される大学の1つです。今回の講演では、グローバル化が進展する中、これから先の大学教育に本当に必要となる視点(students are masters of the campus)、考え方(from teaching to learning)、そのためのクラスマネジメントの在り方が示されました。
 クラスマネジメントとは、「努力して活き活きとした授業を作ること」であり、それは、一方的な講義をするのではなく、双方向の対話(lecture + discussion)を重視し、学生が主体的に参加することを促すことで、モチベーションを高めることのできる授業を実践することにあると示されました。
 さらには、国際教養大学はもとより、前所属である国際基督教大学で取り組まれてきた、ワールドクラスでのコミュニケーションやリベラルアーツを中心としたユニークなカリキュラム、また、学生寮での共同生活、24時間開放された図書館運営など学生サポートについても紹介されました。

 鈴木学長からは「授業とは、学生と一緒になって創り上げるもの」、「学生の隠れる場所を作らず、本気で鍛え上げる」といった熱のこもったメッセージをいただきました。

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