保護者向け就職説明会を開催しました

2014/10/29

 

 10月25日(土)、交流センターにおいて、保護者を対象とした就職説明会を開催しました。本説明会は、最近の就職活動がエントリーシートや就職情報サイトの活用などにより、保護者世代の就職活動とは様変わりしてきていることや、2016年卒から就職活動の開始時期が後ろにずれこんだことにより、学生の不安が高まっている状況を踏まえ、学生の就職活動に対する保護者の理解と協力を得ることを目的に開催したもので、161名の保護者の方々にご参加いただきました。

 冒頭、菊池学生支援センター長より挨拶があり「新聞紙上等で今年は、学生の売り手市場であった、来年も変わらないとの報道がなされている。しかしながら採用を拡大しているのは、建設業や一部の製造業が主で、金融機関等は依然狭き門となっている。志望する企業の内定をもらうのはそう簡単なことではない。本学では1回生から4回生までのキャリア育成プログラムを用意し、就職に対する意識の向上を図っている。3回生からは就職対策セミナーを年間20回以上開催し、学生の就職活動をサポートしている。また、学生一人一人にふさわしい仕事に巡り合えるように細やかな就職支援に取り組んでいる。」との挨拶がありました。

 続いて本学のキャリア教育の講師をお願いしている(株)日本キャリアセンター代表取締役社長田辺拓也さんから、採用広報の開始時期が12月から3月に、採用選考の開始時期が4月から8月に変更になったことに伴い、採用活動や就職活動がどう変わるのかについて講演をしていただきました。

 このあとの座談会では、就職活動を終えたばかりの内定者(現4回生3名)が登壇。「就職活動を振り返って」というテーマに基づき、田辺さんの司会進行のもと、会場の保護者からの質問に答える形で、就職活動の進め方や、保護者のサポートの重要性など、実体験をふまえた生の声を、聞かせてくれました。保護者からは「大学院進学は就職に有利か」「面接官の心をつかんだやりとりは」「資格取得は必要か」「教員免許取得と就活の両立は可能か」「公務員と民間企業の併願は可能か」などの質問もなされ、就職活動に対する関心の高さがうかがえました。

 引き続き学科別の個別相談会を開催し、8学科17名の保護者の方が学科教員と個別に相談されました。

 滋賀県立大学では、今後も学生支援センターを中心に、さまざまな就職支援活動を行っていきます。

日本キャリアセンター田辺拓也さんの講演
日本キャリアセンター田辺拓也さんの講演

 
就職活動を振り返って(座談会)
就職活動を振り返って(座談会)
内定者の話に熱心に耳を傾ける保護者の皆さん
内定者の話に熱心に耳を傾ける保護者の皆さん