書籍「琵琶湖集水域の環境メタロミクス」が8月10日付で発売されます

2024年7月18日

滋賀県立大学の複数の教員が参画して執筆した書籍「琵琶湖集水域の環境メタロミクス」がこのたび完成し、8月10日付で発売されますので、お知らせします。

「メタロミクス」とは生体を構成する元素、とくに微量金属元素の機能と役割を体系的に解明する学問領域です。本書は、琵琶湖と金属をテーマに、元素の動態と集積を切り口として、水域環境と生物多様性に関する最新の研究成果を湖沼研究の現場に近い研究者がオムニバス形式で執筆したものです。

本学からは、原田英美子教授(環境科学部・生物資源管理学科)が編集を務め、伴修平教授、丸尾雅啓教授、吉山浩平准教授、刘鑫(リュウ・キン)研究員(以上環境科学部・環境生態学科)、飯村康夫講師、畑直樹講師(以上環境科学部・生物資源管理学科)、宮村弘准教授(工学部・材料化学科)、佐藤亜聖教授(人間文化学部・地域文化学科)、小野夏実さん(2017年生物資源管理学科卒)、奥井啓介さん(2022年環境動態学専攻博士前期課程修了)が執筆に参加しています。表紙デザインは、幸田朱加さん(2024年地域文化学科卒)によるものです。

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書籍情報

  • 原田英美子 編
  • 2024年8月10日初版1刷
  • ISBN 978-4-86707-018-5 C3040
  • 発行:アグネ技術センター
  • A5判・並製/320頁
  • 定価 3,960円(税込み)
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