環境科学研究科環境計画学専攻地域環境経営研究部門大学院1年生の安田希亜良さんが応用生態工学会で優秀ポスター発表賞を受賞しました
2023年10月27日
環境科学研究科環境計画学専攻地域環境経営研究部門大学院1年生の安田希亜良さん(瀧研究室)が、応用生態工学会第26回全国大会で、優秀ポスター発表賞を受賞しました。
今回受賞した研究は、安田さんが環境政策・計画学科の卒業研究として取り組んだ内容で、北海道石狩川の周辺に残される旧川湖沼と本川を再接続させることで、どれくらい洪水災害を軽減でき、どれくらいタンチョウの営巣適地を増やすことができるのかをシミュレーションしたものです。
結果は、旧川湖沼と本川を再接続することで、洪水被害が軽減されタンチョウの営巣適地も増えることが予想されました。ただし、一部の地域での浸水リスクが増したり、営巣適地の推定精度が十分でない等の課題が残っています。
本研究は、生態系を活用した防災・減災(Eco-DRR)に関する取り組みに貢献するものです。安田希亜良さんは大学院進学後も引き続きこの研究を進めています。