人間文化学部生活デザイン学科の南政宏助教が2014アジアデザイン賞においてメリット賞を受賞しました

2014/11/28

 

 人間文化学部生活デザイン学科の南政宏助教がデザインしました陶器の湯たんぽ(yutanpo)が2014アジアデザイン賞においてメリット賞を受賞しました。

■2014アジアデザイン賞/Design for Asia Award (DFA) 2014

 11月21日香港デザインセンターは2014年度のアジアデザイン賞(DFA)各賞の受賞者を発表しました。
 アジアデザイン賞は文化的視点、持続性、伝統と技術、アジア社会への影響度の4つの観点で優れたデザインを評価するアワードです。DFAは2003年にスタートし、今年で第12回を迎え、香港を地域のデザイン拠点として位置付けるべく、多くのデザインの才能や企業が集結するデザインイベントに成長いたしました。
 2014年のDFAは世界23カ国/地域から1,000強のエントリーを記録し、168点が受賞しました。三つの特別賞のほか、18のデザイン分野で選出された10点の大賞と金賞(10)、銀賞(25)、銅賞(52)、メリット賞(68)などの部門賞がから構成されています。
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■DFAアワードエキシビション/DFA Awards Exhibitionに出展します。

 優れたデザインの数々を広く社会に紹介する目的で、「DFALAA」「DLA」「WOCD」の三賞、アジアデザイン賞及びHKYDTA賞の受賞作品を香港コンベンション&エキシビション・センターで開催するIDTエキスポにて展示します。
日 程:12月4日(木)~6日(土) 9:30~17:00(ただし最終日は18:00まで)
会 場:Hall 3D-3E, Level 3, (香港コンベンション&エキシビション・センター)

本件に関するお問い合わせは
DFAA事務局日本担当 Email:dfaa.japan@gmail.com
DFAA2014香港本部(英語) Email:enquiry@dfaaward.com

■受賞作品について

 日本では震災後、電気を使わない、じんわりと優しい温かさの陶器の湯たんぽが注目されています。布団の中へ入れて使用する湯たんぽですが、多くの既存の湯たんぽは、蓋の部分が突起として出ていますが、その出っ張りをなくし、人が触れる形状としてもっともあってほしかった形態を目指しました。多くの樹脂と、金属の湯たんぽは楕円形で、減圧に耐えるために、表面に凹凸があります。これは、強度のある磁器製なのでそのようなデザインは必要ありませんでした。正円で、薄型の湯たんぽは、電子レンジで再加熱可能であり、静電気を発生しない機能性素材の専用カバーが付属しています。
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■2014年11月25日付の日経産業新聞(19項)に掲載されました。

製造販売:株式会社セラミック・ジャパン(愛知県瀬戸市)
デザイン:南政宏
一次試作協力:工学部実習工場

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