環境科学部環境建築デザインの佐々木美佳さんと椎葉眞結さんのグループが木の家設計グランプリ2021で上位20選に選ばれました
このたび、環境建築デザイン学科4回生の佐々木美佳さんと椎葉眞結さんのグループが、「木の家設計グランプリ2021」において、上位20選に選ばれました。
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![S__31211528.jpg](/user/filer_public_thumbnails/filer_public/3c/5d/3c5dc4d4-23fc-47ff-81c8-38963ba6bc24/s__31211528.jpg__345x275_q85_crop_subsampling-2_upscale.jpg)
「木の家設計グランプリ2021」は、日本の建築文化の素晴らしさを守り、新たな力で持続・発展させていくことの大切さを広く社会に知っていただき、建築を通して未来の日本が豊かで幸せな暮らしを築いていくことを目的として開催されています。
今年度は、「コロナ時代に考える職住一体の住まい」を課題テーマとし、全203作品の中から審査が行われました。
審査員投票で選ばれた上位20位に選ばれました。
【作品名】
「茶と、愉しむ」
【プランニングで一番苦労した点】
元々の地形の段差をうまく利用して、職と住の空間を配置する点です。職の空間については、具体的な機能や地域との繋がりを考える点で、内と外の関係を踏まえる点にも苦労しました。土地の読み込みでは、傾斜地にあるからこそ見えてくる景色や敷地調査から得た情報をどのように組み込んでいくかなどに苦労しました。
【プランニングでうまくいった点】
茶を炒る香りに注目し、香りが巡る家という方向性を見つけてからは、断面方向のプランニングがうまく進みました。断面を考えることで、地形を生かしつつ、職の空間からみる住の空間、住の空間からみる職の空間と相互的な関係をうまく溶け込ませることができたと思います。地域の産業や土地の特徴に注目し、地域性を強く持つことができたのではないかと思います。
【受賞の感想】
皆さんの素晴らしい案を見終わった後だったので、後半諦めの境地でしたが、20選に選出していただき本当に嬉しかったです。想いを込めたプレゼンボードに目を通していただけた事は非常に喜ばしく、一方で10選になれなかった悔しさも募ります。10選に選ばれた方達との差はなんだろう、自分たちには何が足りなかったのかと改めて考え、また機会がありましたら次はさらに上位を目指して頑張りたいと思います。