工学研究科先端工学専攻の上岡直樹さんが、 「The 22nd SANKEN International Symposium - Next Generation Science and Technology for Super Smart Society」においてPoster Awardを受賞しました。
工学研究科先端工学専攻の上岡直樹さんが、「The 22nd SANKEN International Symposium
- Next Generation Science and Technology for Super Smart Society」においてPoster Award
を受賞しました。
2019年1月15-16日に大阪大学で開催された、情報技術、センシング技術、ナノテクノロジー、材料に関する
国際会議(The 22nd SANKEN International Symposium - Next Generation Science and Technology for Super Smart Society)において、博士後期課程1年の上岡直樹さんが、Poster Award を受賞しました。
この賞は、62件のポスター発表の中から特に優れたポスター発表に対して授与されたものです。
◆研究内容について
題目:「Stability characterization of PbI2-added CH3NH3PbI3-xClx photovoltaic devices」
発表者:Naoki Ueoka and Takeo Oku
概要:ペロブスカイト結晶を用いた太陽電池は、高い光電変換効率を有し、世界的に注目されています。
このペロブスカイト太陽電池の実用化には、構造不安定性やヒステリシス等の課題解決が必須となっています。本研究では、ペロブスカイト結晶の分解機構を明らかにし、CH3NH3PbI3-xClx太陽電池にPbI2/PbCl2を添加することで、耐久性向上を実現しました。ペロブスカイト太陽電池における微細界面組織制御により、発電効率・耐久性のさらなる向上可能性を示唆するものです。