2014/07/07

　6月30日（月）、留学をテーマとする特別講義が行われ、本学の学生および教職員約７０名が出席しました。講師は、本学の協定校であるカリフォルニア州立大学モントレーベイ校の教授として日本語教育等に携わられ、本学との交換留学にもご尽力をいただいているYoshiko Saito-Abbott先生です。
　講義は、「アメリカ」あるいは「アメリカのキャンパスライフ」に対するイメージを学生に考えさせることから始まり、日米の文化や物の考え方の違いについても様々な具体例を引きながら、解説されました。留学を考えている学生だけでなく、留学経験のある学生も出席し、グループディスカッションを経て率直な意見が交わされていました。
　また、具体的な夢を意識して勉強することの大切さが説かれ、アメリカの事例を中心としつつも、広く留学することの意義や目的について問いかける内容となりました。多くの出席者にとって、留学に対する漠然としたイメージを具現化していくための契機の１つになったものと思われます。
　最後に、語学だけではなく、これからの社会で求められるスキルや心構えが紹介されました。留学を通してそれらを獲得し、夢を持って心を開き、柔軟な気持ちで人生に挑戦していくように、との力強い語りかけをもって講義は終了しました。