アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 山中 尚子さん
アメリカ アルマカレッジ 留学レポート2
4月になりアルマもだんだんと暖かくなってきましたが、あったかくなったと思えばいきなり寒くなったり雨が降ったりするので、相変わらずミシガンの気候に振り回されています。私の留学生活は今月で最後になります。アルマカレッジは3学期制(秋学期・冬学期・春学期)で、春学期が交換留学の協定に含まれていませんが、春学期を受けることも可能です。一瞬で過ぎてしまった留学生活ですが、後悔なく全力で日々を過ごせたと思います。
アメリカで4月といえばイースターです。アメリカにはグットフライデーというシステムがあり、大体の学校が午前の授業のみかお休みになります。私はルームメイトのおうちにお邪魔してイースターを過ごしました。ファイナル直前だったのであまり楽しめませんでしたが、イースターエッグを作ったり、美味しいごはんを食べたり、イースターのプレゼントを探したりして過ごしました。金曜日は近所の教会にもお邪魔しました。日本ではあまりイースターを祝う習慣がないので、いい経験ができたと思います。
今月はファイナルの月でもあって、アルマの学生が図書館や学内のカフェに殺到します。今学期は Anthropology, Women Gender Study, Sociology, New Media Studyを履修していて、テスト期間は1週間にも関わらず、2日間にテストが私の場合集中していたので、先学期よりも厳しいテストスケジュールでした。特にNew Media Studyではテストと共に自らがプログラムしたコンピューターゲームを披露し、プレゼンを行わなければならなかったので楽しかったのですが、非常に忙しかったです。その他の授業もテストに加えて10ページのレポートや実験のレポートなどが課され、一瞬で4月の半分が過ぎました。
4月21日には卒業式が行われました。Comincementと呼ばれる卒業式はアルマ大学行事恒例のバグパイプバンドがシニアたちを式場に先導し始まりました。一人ずつ卒業生の名前が呼ばれその後家族や友達が声援を送るのが定番なのですが、学生数が多い県大ではできないことだなと思いました。卒業式後は会場を出て卒業してしまう友人と写真を撮ったのですが、仲良くしていた友人のほとんどが卒業してしまったので、私も去る身ですが本当にさみしくなりました。
卒業式の前日に寮を出たのですが、もうこの寮には帰ってこないのかと考えると本当に感慨深かったです。
寮を出てからはアルマで知り合ったっ友人の自宅にお邪魔させてもらいました。一緒に料理を作ったり、アルマのダウンタウンを散歩したり、近場に遊びに行ったりして楽しく過ごしました。
この8ヶ月の留学で沢山の人や価値観と出会い、学び、成長できたと思います。「さよなら」を言うのはさみしいですが、学んだもの、吸収したものを帰国後も忘れずにさらに大きく成長できるよう頑張ります。