モンゴル留学レポート

国際コミュニケーション学科 森田 祐司さん

モンゴル国立大学

 留学してから約一か月が過ぎました。私は今年の9月からモンゴル国立大学へ留学しています。来た当初は、全くモンゴル語が話せず、聞き取れない状態で、「これからやっていけるのだろうか」と不安な気持ちでいっぱいでしたが、同じく日本から来た留学生や、寮のマネージャー、モンゴルで知り合った友達など多くの人にいろいろ助けてもらい、そういった不安はなくなりました。今回のレポートでは、私が今いるウランバートルという町、そして、寮での生活について書きたいと思います。
 私が今いる町、ウランバートルはモンゴルの首都で、およそモンゴルの中央にあります。また、北にはチンゲルティ山、南にはボグド山、東にはバヤンフルズ山、西にはソンギノ山と東西南北、山で囲まれた盆地に位置しています。たくさんのビルやホテル、マンションなどが建っており、私が思っていた以上に発展している印象を受けました。また、有名な観光名所がたくさんあり、その一つであるチンギスハーン広場には毎日多くの人が集まります。
 次は、寮についてです。私が住んでいる寮は、モンゴル国立大学から徒歩十分くらいのところにあります。四階建てで、私は四階の三人部屋に住んでいて、ルームメイトは同じく日本人とポーランド人の三人です。ポーランド人の彼とは主に英語で会話をしています。寮にはその他にも韓国人や中国人、内モンゴル人やチェコ人など様々な国から留学生が来て生活しています。日本人は全員で十人いて、思っている以上に多く驚きました。それぞれの階にキッチンがあり、そこで料理を作っています。ベッドが硬かったり、シャワーがたまに出なくなったりするなど多少不便な点もありますが、寮での生活も最初に比べて大分慣れてきました。
 留学生活はまだ始まったばかりですが、日に日に時間が過ぎるのを早く感じています。モンゴル語はまだまだ身についていない状態です。半年という期間の中で少しでもモンゴル語が上達するよう、多くのことに積極的に取り組んでいきたいです。充実した留学生活が送れるよう日々努力していきたいと思います。

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寮
チンギスハーン広場チンギスハーン広場