フランス留学レポート
国際コミュニケーション学科 明石 幸絵さん
フランス オルレアン大学
1月が終わりましたが、オルレアンは変わらず冷え込んでおり、日照時間が短いままです。今月から新しい学期が始まりました。新たなクラスメートたちと共に切磋琢磨しながら過ごしています。
今回はホームステイについてさらに詳しく書いていきたいと思います。現在、私はマダムと2人暮らしです。私は本当にホームステイを選んで良かったと感じています。特に一緒に食事をする時にそれを実感します。マダムは今日何を勉強したの?何があったの?と、いつも楽しそうに尋ねてくれます。そして私の拙いフランス語を親身に聞いて、私のフランス語を訂正してくれます。自分を家族の一員として迎えてくださっていることに本当に感謝しています。1人で塞ぎ込んでしまうこともないので、精神的にもとても良い環境です。
また、マダムだけでなく近所の方々にも見守って頂いていることを知りました。マダムが5日間ほど家を留守にすることがありました。その際にお向かいさんがお茶に誘いに来たり、お隣さんが宿題とか大丈夫?などと気にかけてくれました。また家の近くを歩いている時にも、知らない人なのですが、「○○さん所の日本人でしょ?今日は寒いわね~」などと、よく話しかけられます。最初は戸惑いが大きかったですが、今は年配のマダムたちと仲良くなっています。本当に優しい方々ばかりで、感謝の気持ちでいっぱいです。色々な人に支えられながら、自分は生活しているのだと実感しました。
オルレアン大学での生活も残り4ヵ月ほどになりました。1つ上のクラスに上がったことで、少し授業の内容も難しくなりました。そのため分からないことが多く、あたふたしてしまうこともありますが、先生やクラスメート達が私を気にかけて助けてくれます。自分の周りにいる人たちに感謝しつつ、頑張っていきたいと思います。