アメリカ留学レポート

国際コミュニケーション学科 富田 花梨さん

アメリカ コロンビアカレッジ 留学レポート2

 2月も残すところ3日をきり、留学生活もあと二ヶ月ほどとなりました。来たばかりの時はやっていけるのか不安ばかりでしたが、気が付けばもう半年以上経ったのか、という感じです。2月はアカデミッククラスが始まってから初めてのレポートの提出と、一回目の試験が行われました。試験に向けての勉強は、オンラインのページから印刷した大まかな試験内容が乗っているプリントを参考に、今まで授業で習った範囲をもう一度やり直しました。一通り勉強しなおしてからよく分からなかった所を書き出し、それをその授業の先生に聞きに行きました。この先生のオフィスアワーは私の他の授業の時間とほぼ被っていたので、メールでアポイントメントとってから行こうとしましたが、結局時間は気にせずいつでも立ち寄っていいと言って下さいました。

 アメリカの大学生は日本の学生よりもオフィスアワーを積極的に活用している印象があります。実際、県立大にいた時はほとんど行ったことがありませんでしたが、留学して何度か質問しに行くにつれて身近に感じるようになりました。少しでも疑問が残る箇所があれば、気軽に聞きに行くことができます。また、専門用語などは紙に何度も書いて覚え、過程や物事の繋がりは口で大体説明できるようにして勉強しました。他にも、試験が近づくと勉強の仕方のヒントを授業中について触れてくれたので、それも凄く役に立ちました。範囲が広く簡単とは言えませんでしたが結果は思っていたより良かったので嬉しかったです。今回のレポートの内容は詳細には決められておらず、自分で与えられたテーマの中で何について調べるかを決める必要がありました。日本で書いていたレポートと比べて抽象的で、まず何から始めたらよいのかも分からず、先生のオフィスに聞きに行きアドバイスを貰い手探りで始めましたが、自分が決めた内容についての論文を探して読み、複数の典拠を使わなければならなかったので、今まで書いたどのエッセイやレポートよりも時間がかかりました。このレポートを書く上で一番役に立ったのはライティングセンターです。エッセイやレポートをもっていけば、内容、文法のミス、参考文献一覧の書き方などにアドバイスしてもらえます。私はこのレポートを完成させるうえで複数回ライティングセンターに行き、特に英語での参考文献の書き方などを教えてもらいました。また普段から凄く助かっているので日本にも取り入れてほしいくらいです。オフィスアワーもそうですがライティングセンターや図書館も、勉強のために利用できる施設はどんどん活用するべきだと思います。
 毎日の課題は変わらず多く、来週も2つのプレゼンテーションを同じ日に控えていますが、勉強面以外も充実しています。今月で最も大規模だったのは10日に行ったアイススケートです。私の周りのほとんどの留学生に加え、企画したクラブにつながりのある学生がたくさん参加しました。スケートをするのは小学生ぶりだったのですごく楽しかったです。手を繋いで教えあったり、写真を撮ったりと、普段とは違った環境でみんなとの距離が近づいたように感じました。新しい人との出会いもあり、頻繁にこのような機会を企画してくれるのは本当にありがたいです。来月には別のクラブの主催でですが、ミズーリの首都、ジェファソンシティに出かける予定なので楽しみにしています。セントルイスがミズーリ州の首都だと思っていたので驚きましたが、こう誤解している人は多いみたいです。また3月の末からはシカゴ、カナダに旅行するつもりなので残り少ない旅行も楽しみたいです。

スケート
スケート2