認定留学レポート
国際コミュニケーション学科 田代 愛奈 さん
シアトル ALPS Language School 留学レポート1
シアトルに来て約一ヶ月経ちました。だいぶここに住むことにも慣れて、毎日あっという間に過ぎるくらい充実しています。
〇学校
学校はダウンタウンの数あるスターバックスのなかのある一店舗の二階にあります。すごく小さい学校ですが、素敵な先生方や色んなバックグランドのインターナショナルな友達と授業を受けています。この学校は四週間に一回クラス替えがおこなわれます。私はAgencyを挟んでいるので、四月はReading&discussionのクラス、Speaking&Grammarのクラス、SEA-TAC空港でのインターンシップに向けたホスピタリティーのクラスの計三クラスを毎日受けています。
行く前は先に留学している同じ学科の友達が言っていたように全然自分の思っていることが言えなくてだいぶ苦労しました。今もまだまだですが。またこの学校の良さは学校内では英語しか話せないというルールがあり、レッドカードも廊下の至るところにあるため、いい意味で監視されています。英語をいっぱい授業以外で話している人にはピンクカードというのが配られ、月末には景品が抽選でもらえます。また、月に三回もSchool Tripも企画されており、ありがたいことに私は今まで何もすることがなかったという土日はありません。
先生も語学のプロなので、勉強方法や指導方法もかなりユニークです。それは私が帰国後びわこまちで活かせそうなことばかりなので、そこもまた学べて楽しいです。せっかくこんないい学校に通えているので、五月はもっと授業中に多くの意見を大きな声で目を見て話せるのが第一の目標です。
〇留学プログラム
学校では、ホスピタリティーの授業内でインターンシップに必要なレジュメとカバーレターを完成させました。留学前に事前に自己分析などの指導を専属のネイティブの先生にスカイプで受けていたためスムーズにいきましたが、アメリカならではのレジュメの言葉や書き方を学ぶことが出来ました。
このクラスはネイティブの先生一人と同じプログラムで来ている私を含めた日本人五人で英語で行っています。私以外は全員年上なので彼女たちと自分比較してしまうことが多く悔しい思いをする方が実際のところ多いですが、学べることも多く、いつも助けてもらっています。先週もAmerica Red CrossでCPRとファーストエイドの資格をみんなで取りに行きました。留学前に日本でも救急法救急員資格を取ってから来ていたので厳しくはなかったのですが、初めて専門的なことを英語で講習を受けたので、大学に交換留学で行っている友人はすごくハードだろうなと実感しました。このクラスメイトのおかげでここで出会う日本人の大切さも知ることが出来ました。次月からは、ツアーリズムとインタビューの授業が始まるので楽しみです。
〇ホームステイ
この滞在期間中はホームステイをします。家は学校からは一時間弱でバスと最近開通したLINKというシータック空港からワシントン大学をつなぐ電車を使って通っています。家族はフィリピン出身のお父さんとアメリカ出身のお母さん、私の一つ上の息子さん、お母さんの叔母、17歳の中国人留学生と犬二匹です。日本人のホームステイの受け入れ経験が豊富な家庭で、すごく過ごしやすい環境を与えてもらっています。私にとって中国人の彼女はほんとの姉妹のように助けてもらっています。彼女の方が若いのに、英語もかなり話せますし、知識も豊富です。家では彼女と自分を比べてしまうことも多いですが、私にとって大変プラスになるハウスメイトです。私も彼女に負けないようにたくさん会話をする努力をしています。またこの家族は映画が大好きなので、毎週金土日の夜は映画を家族みんなで見ています。なので、ここに来てから私はすでに10本以上は映画を見てきました。英語の勉強にもなりますし、今週から私は映画ノートを作って毎回要約と感想を書くようにしようと決めました。
〇その他
週一でワシントン大学の会話テーブルに行き、日本語を話したい人と英語を話したい人が集まるところに飛び込んでいます。アメリカ人の日本語しゃべりたい欲は私の英語しゃべりたい欲に勝っていて、今はどうしたらgive and take できるのかな、と考えたりもします。また、シアトルは日本に関連するイベントごとが多いと聞いたので、先週その中の一つであるCherry blossom festivalの浴衣着付けボランティアの一員として参加しました。やはり日本のフェスだけあって日本に興味ある方が来てくださるので話しやすかったし、日本について英語で共有できることってやっぱり楽しいなって思いました。びわこまちでやった経験がすごく活かせていると感じました。そこで出会った同年代の子たちとはフェイスブックを交換して、お泊まり会をしたり、日本に留学経験のある子とはインターナショナルパーティーを今企画しています。ここに来てからは本当に出会いにすごく感謝することばばっかりです。特に電車で偶々話した現地の人にランゲージパートナーになってもらうこともできて、毎週話す機会も作ってもらえています。
本当にまだ1ヶ月しか経っていないのに、周りの方々のおかげで濃い時間を過ごせています。英語やインターンシップに向けてはまだまだ不安の方が多いですが、毎日目の前にあることを一生懸命こなしていけるように大切に過ごしていきたいです。
初めてのgrammarのクラス
ホストファミリーとその親戚
ボランティアをしたCherry blossom Festival
シアトルの象徴スペースニードル