イギリス留学レポート
国際コミュニケーション学科 黒川 健吾さん
リーズ大学ランゲージセンター
私は4月上旬からイギリスのリーズに留学しています。リーズはイギリスの中部に位置しており、イギリスの第三の都市と言われているように街の中心部は活気にあふれており、また、学生の街としても知られています。今回の留学生日記では、私がどのような環境で学んでいるのか、また、こちらでどんな生活を送っているのかを、簡単にではありますが、お伝えしようと思います。
まず、学習環境についてお話しします。私はリーズ大学語学センターのGeneral English Programmeというコースで学んでいます。大学の教育水準は非常に高く、多くの自習スペースとグループワークができるエリアをもつ図書館や、多くのマシンを備えたジムがあるなど、生徒が勉強はもちろん、充実した大学生活を送るために必要なものを提供しています。その一方で、問題点もあります。General English Programmeに在籍する生徒の大半は日本人で、他もアラブ人がほとんどです。また、授業内容は、プレゼンやディスカッションが授業の中心だとイメージしていましたが、実際は授業の大半が日本の高校や大学で学んだような文法の内容でした。ただし、日本と比較して、英語を話す機会が多いのは事実であり、また、語学センターが主催しているCommunication clubやinternational student clubなどのイベントに積極的に参加することで、他の地域の生徒と交流を深めることができます。
次に、リーズでの生活について話したいと思います。私が住んでいる寮は大学から歩いて30分の学生に人気な地域にあります。近くには多くのパブがあり、プロのリーグ戦が行われる日にはたいていパブに行って友人と観戦しています。普段の生活は、平日は毎日大学に通い、毎週末には地元の社会人のサッカークラブでサッカーを楽しんでいます。サッカークラブには、イギリスはもちろん、他の様々な国から来た人たちがいて、サッカーだけでなく、自分の英語力を高めるいい機会でもあります。また、食べ物に関しては、あまり外食を頻繁にしていないということもありますが、幸い、まだひどいという実感はありません。ただ、イギリス人の国民性として、食に対する意識が低いのかなと思う場面は多々見受けられます。
多少の問題点も述べましたが、全体的には、イギリスでの生活を心から楽しんでいます。残りの約4か月も様々なことに積極的にチャレンジし続けて、他の国際コミュニケーション学科の生徒に負けない経験をして日本に帰ってくることができるように頑張ります。
大学
寮1
寮2
リーズの街並み