韓国留学レポート
地域文化学科 西垣 有里菜さん
韓国 光云大学校 留学レポート2
韓国に来てから早6ヶ月がたちました。しばらくは日本と同じように暑い日が続いていたのですが、最近では8月と思えないような肌寒い天気が続いており、気温差で体調を崩さないように気をつけています。
8月末の期末試験を終え、合格すれば次の学期からは4級での授業が始まります。今回このクラスで授業を受けてみて、先生の話すスピードが速く最初は理解するのが難しかったですが、終わる頃になるとだいたい理解できていることに気づきました。しかし先生が私たちにわかりやすく話す韓国語と韓国人学生が話す韓国語とはとても差があるので、そこが聞き取れるようになるのが今の私の目標です。語学堂の先生は個性豊かでおもしろく、またとても親身になって教えてくれるので、勉強のしがいがあります。次の授業でも、今まで以上に一生懸命取り組みたいと思います。
今月は前回に引き続き踏査の授業があり、ソウル市庁まで行ってきました。ソウル市庁はもともと1926年に古い庁舎が建てられたのですが、2012年に新しい庁舎が建設されるのに伴いリニューアル工事を行い、現在は図書館としての役目を果たしています。今回は新市庁舎の中を見学しました。
旧市長室が復元されたスペースや旧庁舎に使われていた部品が展示される展示室など、市庁の歴史を学べる場所もあれば、ソウル市民のための休息スペースや、世界最大規模の室内垂直庭園、ソウルの歴史を表すオブジェなど見所がたくさんあり、この市庁舎が市民のことを考えて作られたということがよくわかりました。ソウル市庁のことはもともと全く知らなかったのですが、今回踏査のためにあらかじめ調べたので、実際に見たものと合わせてよい勉強になったと思います。
今月はもう一つ、はんこ作りを体験する文化授業もありました。自分の名前を韓国語にしたものをはんこ用の石に彫っていくのですが、漢字と違いハングルは丸めの字があり彫るときに苦労しました。クラスの友達と話しながらはんこを作るのはとても楽しく、充実した時間を過ごせました。
旧市長室復元スペース
垂直庭園
作ったはんこ
語学堂の先生と友達と