アメリカ留学レポート
国際コミュニケーション学科 古川 栞名さん
アメリカ コロンビアカレッジ 留学生日記2
8月の下旬から始まった秋セメスターもついに終わってしまいました。本当にあっという間でした。秋セメスターは非ネイティブ向けの英語のクラスしかとっていませんでしたが、そのおかげで文法やエッセイの書き方、またプレゼンテーションの仕方など、これからレギュラーのクラスに参加していくうえで重要な基礎知識を得ることができたと思います。無遅刻無欠席を達成することもでき、最終の成績も思っていたより良かったので自信をもって「頑張った」と言いたいです。また、今まで日本に帰りたいと思ったことは一度もなかったのですが、冬休みに入ってゆっくりできるようになってから急にそう思うようになりました。それは、今まで帰りたいと思う余裕がないほど忙しく充実した日々を送っていたということなのかなと思いました。一方でこれまでを振り返ってみて、「英語を上達させなければ」ということばかりを考えてしまい、人としゃべっていても会話よりも"英語"に集中してしまっていたことに気づきました。もちろん英語ができなければ会話もできないのですが、これでは話している相手に失礼だということにも気づきました。なので、これからは英語を上達させることばかりにとらわれず、心から会話を楽しめるようになりたいです。
冬休みのあいだは基本的に寮で過ごしていましたが、数日間友達の家に泊めてもらいました。私は寮に住んでいますが今までずっと機会があればホームステイをしてみたいと思っていたので、友達に声をかけてもらってから本当に楽しみにしていました。彼女の家に行って、その大きさに驚きました。日本だったらかなり大きいほうの家だと思うのですが、アメリカでは平均より少しだけ広いほうだそうです。リビングには大きな暖炉があって、初めて見る本格的な暖炉に一人で興奮していました。また、ハリケーンに備えて地下に寝る場所が確保されているのはアメリカらしいなと思いました。家では「自分の家のようにくつろいでね」と言われたのですが、初めはどうしたらいいのかわからなかったです。特に飲み物や食べ物をとるのに勝手に人の家の冷蔵庫を開けるということはしたことがなく、本当に勝手に開けていいものか迷いました。日本では客人に対してはなにからなにまでもてなすのが普通だと思うのでここに文化の違いを感じて興味深かったです。最後には結局私も勝手に水を飲んだりクッキーを食べたりしていました・・・。滞在中は街や動物園に行ったり(動物園が無料だったのには驚きました)、家族とおしゃべりをしたり、楽しく過ごしました。今回お世話になった友達には普段からランチや買い出しに連れて行ってもらっていて、本当に感謝しています。アメリカに来てこのような友達ができてよかったと思います。
春セメスターは、英語のクラスをふたつと、American HistoryとGeneral Sociologyのクラスを取ります。秋と違ってレギュラーのクラスにも参加するのでちゃんと授業についていけるか本当に不安しかありません。でも、帰りたいと思う暇がないほど忙しく充実した日々が待っていることは間違いないので残りの4か月間を自分なりに楽しみたいと思います。
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