3つの方針(入学者受入・教育課程・学位授与)

滋賀県立大学 入学者受入方針(アドミッション・ポリシー)

滋賀県立大学 教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

1.全学共通科目

広い視野と実践力を養い、大学の目的である高度化・総合化および柔軟性・多様性を実現するため、「全学共通科目」として、外国語(英語、第二外国語)、健康・体力科学、情報処理の3科目群からなる「全学共通基礎科目」、「人間学」、「地域基礎科目」等を設置します。

Ⅰ.全学共通基礎科目

Ⅰ-1 外国語教育科目

言語による国際的なコミュニケーションの能力を身につけるとともに、留学や外部検定の対策のための科目を配置します。

Ⅰ-2 情報処理科目

情報化社会における基本的なルールやマナーを学ぶとともに、情報機器の操作、大学生として必要なレポート作成やプレゼンテーションの技術などを学ぶための科目を配置します。

Ⅰ-3 保健体育科目

健康・体力の保持増進に必要な知識および実践能力を習得するとともに、生涯を通じた心身の健康の保持増進を図るための能力を身につけることを目指します。

Ⅱ.人間学

人間と社会を深く見つめ、人間という存在について考えることにより、新しい問題を発見する能力、新しい視点から発想する能力を養います。

Ⅲ.地域基礎科目

地域における問題発見や課題解決のために必要な知識、さらにはそれらを生かすための実践的な力を身につけることを目指します。

Ⅳ.キャリア教育科目

大学卒業後の自分にあったキャリア(働き方、生き方)を考える力を養うとともに、就職活動に必要な基本的な知識および実践的なスキルを身につけるための科目、就業体験プログラムを配置します。

Ⅴ.資格関連科目

教育職員免許、学芸員、保健師受験資格など資格取得のために必要となる科目です。

Ⅵ.日本語・文化関連科目

日本語の習得を通じて日本の社会、文化、歴史、芸術、産業等を学ぶとともに、諸外国と日本との文化的差異を探求するための科目を配置します。

2.専門教育科目

専門的な知識や技能を高めるとともに、主体性、創造力および課題発見・解決能力等の育成を目指し、各学部・学科に専門教育科目を設置します。
各学部・学科の専門科目の編成に関しては、専門基礎科目(学部共通科目)、複数学科共通科目、学科専門科目といった構成およびその配当年次によって、基礎的科目から発展(応用)的科目への学習の流れに沿って展開します。

3.副専攻

主専攻の学びを更に社会で活用できる能力を養うため、学部学科を横断した教育プログラムとして、近江楽士(地域学)副専攻を設置します。
副専攻では、「地域に根ざし、地域に学び、地域を学ぶ大学」として、コミュニケーション力、構想力、実践力の3つの要素からなる変革力を身につけた学生を養成します。

滋賀県立大学 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

滋賀県立大学では、卒業時点において学生が身につけるべき能力(教育研究上の目的)を以下のとおり定めます。これらの能力を獲得するともに、各学部に所定の年限在学し、全学ならびに各学部・学科の定める教育理念・教育目的に沿って設定された教育プログラムや授業科目を履修して、基準となる単位数を修得した学生に学位を授与し、卒業を認定します。

学位:学士

A.「全学共通科目」、「全学共通基礎科目」、「人間学」の履修を通じて、基礎的な知識・技術を養うとともに、社会環境の変化に柔軟に対応できる豊かな人間性と、課題を発見、分析、解決する能力に加え、自ら探求する態度と姿勢を身につける。

B.各学部・学科の特性に応じて編成された体系的な教育を通じて、専門的な知識・技術を養うとともに、知識の活用能力、批判的・論理的思考力、課題探求力、問題解決力、表現能力、コミュニケーション能力などを総合する力を身につける。

各学部・学科等の3つの方針については下記よりご覧ください。

学部

滋賀県立大学大学院 教育課程編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)

滋賀県立大学大学院は、「知と実践力をそなえた人が育つ大学」として、高度な研究能力と専門知識を持つ人材の養成をめざすとともに、社会人の再教育機関として、独創性、広い視野をあわせもつ次世代の研究者を養成するため、環境科学研究科、工学研究科、人間文化学研究科、人間看護学研究科を置き、以下の方針に基づいてカリキュラム(教育課程)を編成しています。

A.専門科目

幅広い知識、基礎学力と学際的・国際的な視野を身につけ、生涯にわたり社会に貢献できる態度と、より高度で専門的な知識と卓越した技術・技能を修得するための講義科目や演習科目を配置します。

B.特別演習・特別研究

国内外の著書・論文等の資料収集や輪講を行い、研究分野における概念や技術を学ぶとともに、研究を遂行する上で必要となる基礎的・応用的知識、調査能力や問題解決能力、研究手法などを修得し、高度な研究能力とその成果を学位論文としてまとめる能力を養います。

C.副専攻

高い専門性の上に、幅広い視野に立って様々な問題を解決へ導く学際的・総合的な知識と実践力を修得するための教育システムとして、全研究科共通の副専攻である近江環人地域再生学座を設置します。
学座では、豊かな自然・歴史・文化に根ざし、環境と調和した持続可能な循環型地域社会の実現を担うリーダー、コーディネーターであるコミュニティ・アーキテクト(近江環人)としての知識とスキルの修得を目指します。

滋賀県立大学大学院 学位授与方針(ディプロマ・ポリシー)

滋賀県立大学大学院では、修了時点において学生が身につけるべき能力(教育研究上の目的)を以下のとおり定めます。これらの能力を獲得するとともに、所定の単位を修得し、学位論文の審査および最終試験に合格した学生に、学位を授与します。

学位:修士[博士前期課程・修士課程]

博士前期課程・修士課程は、学術の理論および応用を十分に理解し、文化の進展に寄与するとした目的に沿って研究を行い、高い倫理観と高度な専門知識を身につけ、専門分野における高い研究能力、あるいは職務遂行能力を身につける。

学位:博士[博士後期課程]

博士後期課程は、学術の理論および応用を十分に理解し、文化の進展に寄与するとした目的に沿って研究を行い、専門分野において研究者として自立した研究活動を行うための高い倫理観と高度な研究能力、あるいは、より高い専門性が要求される職務を遂行するに十分な能力を身につける。

各専攻の3つの方針については下記よりご覧ください。

大学院