音楽会を中心とした募金活動

　この活動を起こしたきっかけは、地震直後、被災地の状況を報道し続けるテレビを見て、何か行動しなければ、と感じたことです。まず、自分たちに何ができるかを考え、周りの社会人の方々に相談する中で、ボランティアや物資支援などの案の中から、募金活動を行うことを決定しました。地震直後は、春休み中ということもあり、サークルや部活などの団体を中心に募金を呼びかけると、音楽会から文化会へ、そして体育会やOB・OGへも活動は広がりました。最終的には20以上の団体の協力により、397,899円の募金が集まり、4月18日に日本赤十字社へ東日本大震災義援金として送ることができました。「少なすぎる義援金は迷惑になる」と言われる中、自分たちの力でどれほどの義援金を集めることができるのか、最初はとても不安でした。しかし、活動していく中で温かい励ましの言葉を頂いたり、想像以上に多くの人たちと協力し合えたことに本当に感動しました。被災地の復興にはまだまだ時間がかかります。私たちもこの活動を、たとえ細くても「長く」継続していくことを目指して、学内への募金箱設置を考えています。県大のみなさんも、もし見かけたらご協力よろしくお願いします！

（環境科学部3回生　明石拓也さん　環境科学部4回生　橋下祐介さん　環境科学部4回生　佐神章太さん　環境科学研究科2回生　木幡麟太郎さん）